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だいわり
台割
Page layout plan
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台割
台割とは、冊子や出版物を制作する際に、各ページの内容や構成、印刷方法などを事前に割り振って設計する作業のことを指します。
カタログやパンフレット、雑誌などの「ページもの」と呼ばれる印刷物を制作する 際には、まず全体の構成を明確にし、企画ごとに必要なページ数を決定します。どのページに何を掲載するか、カラーページとモノクロページの配分、表紙や目次の配置などを一覧形式でまとめた「台割表」を作成することで、制作チーム全体が冊子の全体像を共有できるようになります。
台割には、総ページ数を決める役割だけでなく、どの折ごとに何色で印刷するか、使用するインキや版の種類、折りの順序など、印刷に関する技術的な情報も含まれることがあります。とくに中綴じ製本では、ページ数を4の倍数に合わせる必要があるため、構成段階での台割調整は欠かせません。
また、写真やイラストの多い冊子や、複数の担当者が関わるプロジェクトでは、台割を用いて進行状況を共有し、情報の過不足を防ぐことが重要です。台割は、企画・編集・デザイン・印刷まで一連の工程を円滑に進めるための設計図として、印刷物制作における中核的な役割を果たします。
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